蜻蛉池公園
岸和田市の中央部、ゆるやかな丘陵地帯に広がる緑豊かな総合公園。園内にはユニークな名がつけられたゾーンが数々あり、おとなから子どもまで楽しめる。「水と緑の音楽広場」は白鳥やカモ、アヒルがのんびりと泳ぐ大池や芝生、約2,300本のバラが咲き競うのどかなエリア。「とんぼの遊具」は45種類もの遊具があるフィールドアスレチックスで、幼児ゾーン、児童ゾーン、バリアフリーゾーンと対象別に遊べるようになっている。「チョウの遊具」では吊り橋やコンパウンドネットなどが人気。他にも、フジ棚を中心にツツジ、ユキヤナギ、レンギョウ、ハナミズキ、コブシなど季節の花を観賞できる「花木園」、16面のテニスコート、軟式野球、球技広場、ゲートボールコート、シャワー室やミーティングルームを完備した「スポーツハウス」もある。
住之江公園
「花と緑とふれあう」「広々とした施設で遊ぶ」「スポーツを楽しむ」の3つのコンセプトを持つ都市型総合公園で、園内には「花と緑のスクエア」(緑地ゾーン)、大池(野鳥が生息する)のほか、プール、テニスコート、野球場といったスポーツ施設がある。
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深北緑地
1978年(昭和53年)に都市計画決定され、1981年(昭和56年)一部開設した。2017年度時点での都市計画面積は44.7ha、開設面積は41.0ha、うち寝屋川市域14.6ha 大東市域26.4haである。
緑地の西側は寝屋川と、北は江蝉川、南は権現川に接する。 平常時は運動広場や公園として利用され、大雨の時には増水した河川の水を一時貯留することによって、洪水による被害を防止する遊水地の役目を担う。
公園の周囲は寝屋川の堤防と同じ高さの堤で囲まれている。寝屋川、江蝉川、権現川と接する堤の一部は意図的に通常の堤防よりも低い「越流堤」としており、寝屋川水系の増水時に水を意図的に緑地内へ誘導するようにしている。緑地内は3つのゾーンに区切られており、まず「Aゾーン」に貯留し、さらに必要な場合は「Bゾーン」 「Cゾーン」に貯留する。3つのゾーンの合計有効貯水容量は146万m3(大阪マルビル約16杯分) 。排水時は緑地の南西にある寝屋川排水門を開いて排水する。1982年8月に初めて灌水し、2019年1月時点で合計19回灌水している。1999年と2004年にはCゾーンまで灌水した。
二色の浜公園
貝塚市南西部、大阪湾に注ぐ近木川の河口両岸に展開し、大阪府公園基本構想において「海に親しむ公園」として位置づけされている。
近木川左岸の澤地区の海岸は遠浅の砂浜のため、昭和8年(1933年)に南海鉄道が「第二の浜寺」として「海浜村」を開設。宿泊施設のある海水浴場として人気を集めた。敗戦後の占領期に、海水浴場を有する大阪府営の浜寺公園がアメリカ軍に接収されたため、昭和25年(1950年)に浜寺海水浴場の代替機能をもつ海浜公園としての開発計画が決定し、児童遊戯場や芝生広場、休憩所及び展望台等の施設整備が行われた。
その後、昭和62年(1987年)度に、近木川右岸の脇浜地区の整備がなされ、芝生の丘や球技広場、児童遊戯場、テニスコート、野球場などを整備。平成12年(2000年)度には多目的広場や人工海浜、バーベキューコーナーや水上オートバイの斜路、艇庫などの施設を有する海浜緑地13.7ヘクタールが追加された。平成24年(2012年)4月に近木川河口付近に湾処周辺地区0.9ヘクタールを追加開設し、現在、開設面積41.1ヘクタールの海浜公園として府民に親しまれている。