深北緑地

1978年(昭和53年)に都市計画決定され、1981年(昭和56年)一部開設した。2017年度時点での都市計画面積は44.7ha、開設面積は41.0ha、うち寝屋川市域14.6ha 大東市域26.4haである。

緑地の西側は寝屋川と、北は江蝉川、南は権現川に接する。 平常時は運動広場や公園として利用され、大雨の時には増水した河川の水を一時貯留することによって、洪水による被害を防止する遊水地の役目を担う。

公園の周囲は寝屋川の堤防と同じ高さの堤で囲まれている。寝屋川、江蝉川、権現川と接する堤の一部は意図的に通常の堤防よりも低い「越流堤」としており、寝屋川水系の増水時に水を意図的に緑地内へ誘導するようにしている。緑地内は3つのゾーンに区切られており、まず「Aゾーン」に貯留し、さらに必要な場合は「Bゾーン」 「Cゾーン」に貯留する。3つのゾーンの合計有効貯水容量は146万m3(大阪マルビル約16杯分) 。排水時は緑地の南西にある寝屋川排水門を開いて排水する。1982年8月に初めて灌水し、2019年1月時点で合計19回灌水している。1999年と2004年にはCゾーンまで灌水した。

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