花博記念公園鶴見緑地
「鶴見緑地」は1972年(昭和47年)4月1日に広域公園として開園しました。
その後も施設の整備を続け、1990年(平成2年)には「国際花と緑の博覧会」の会場となりました。博覧会終了後には公園施設の再整備や新規開設を進め、現在では博覧会の略称である「花博」を冠した「花博記念公園鶴見緑地」の呼称で、四季折々の草花と自然を満喫できる都市公園として、広く利用者に親しまれています。
八幡屋公園
大阪市営の公園であるが、指定管理者制度に基づき管理・運営されている。面積は約12.4ヘクタール。
1923年、当地に「大阪市立運動場」が開場したことに始まる。当時としては東洋一の規模とされ、戦前は大規模な競技大会も行われたが、1964年に長居公園内に長居陸上競技場が完成して以降、主要な陸上競技大会は長居で開催されるようになった。そのため運動場を廃止し、1972年に八幡屋交通公園として新たに開園。実際の公道そっくりの道路が園内に作られ、信号機や踏切などを体験しながら交通ルールを学ぶ場として利用された。運動場の廃止に伴い、1956年に開設された大阪国際見本市港会場の敷地も拡張されている。
1985年に大阪国際見本市港会場が南港に移転し「インテックス大阪」となったことで、1993年以降、見本市会場跡地と交通公園を一体化した八幡屋公園として再整備されることとなった。それを受け、1996年に大阪プールと大阪市中央体育館が八幡屋公園に移転した。
中之島公園
堂島川と土佐掘川にはさまれた水辺公園。延長約1.5キロ、面積10.6haの緑あふれる都心のオアシスとして市民に親しまれている中之島公園は、明治24年(1891)大阪市で初めて誕生した公園だ。当時の公園内には、これも大阪初のビア・ガーデンがオープン、カフェとともに都市的な憩いを提供した。西洋料理「銀水楼」、日本料理「清華楼」といった、質の高い料亭も公園内に軒を並べた。現在の中央公会堂の裏手付近には、翠柳館という能舞台もあり、金剛流の能楽が定期的に上演されていたそうだ。自由亭ホテルは、大阪で唯一外国人が宿泊できる設備をもったホテルであり、その隣には浪花温泉もあったとか。当時はなんとも贅沢な公園であった。現在の公園内には、約310種類およそ3,700株からなるバラ園があり、5月中旬と10月中旬に見ごろを迎える。年末にはライトアップもなされ、見物客で賑わう。付近には中央公会堂や府立中之島図書館など、レトロなビルが立ち並び、その景観は「大阪みどりの百選」にも選ばれている。
http://www.osakapark.osgf.or.jp/nakanoshima/